NHKビジネスクリエイト

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NBC社員の“わたしのワーク・ライフ・バランス”

2018.06 「仕事も生活も充実させて、
相乗効果を発揮できるようにしたい」 印刷・記念品事業部(台本・一般印刷) 
増田 貴治
平成23年1月入社 放送台本や一般印刷物の断裁、製本などを担当
妻と子ども3人の5人家族
週末の楽しみは子どもたちのサッカー応援
「ワーク」も「ライフ」も周囲との信頼関係が大切!

印刷・記念品事業部の増田と申します。このたび、私の「ワーク・ライフ・バランス」について紹介する機会をいただいたので、バランスが取れているかは分かりませんが、簡単にご紹介します。

業務の見直しや効率化で「ライフ」を構成する時間が増加 私の現在の主な業務は、朝ドラや大河ドラマ、うたコン等の放送台本、事業報告書や公演のチラシ、アンケートなどの一般印刷物の納品前の工程
(断裁、製本など)をメインに担当しています。時にはDFS(紙文書の電子化)業務のフォローなども行っています。
幸い私の職場は腕達者な方たちばかりなので、日々助けられながら業務に取り組んでいます。

通常は月曜日から金曜日の9:30から18:00までの勤務ですが、放送台本については24時間受注体制で運営しているので、土曜日や日曜日に
出勤する場合(シフト制)もあります。24時間受注体制だと実際の勤務時間は?と思われる方もいるかと思いますが、現状は「ノー残業デー」が
導入された効果も手伝って、グループ全体で業務の見直しや効率化を図り、「その日にやるべきか否か」の判断を持って業務を行っています。
その結果、数年前と比較すると残業が減少し、「ライフ」を構成する時間が増加していると感じています。

平日は時間との戦い。休日は子どもたちとサッカー観戦 夢はJリーガー!子どものサッカーの試合には、
できるかぎり参戦しています
さて、こんな私の「ライフ」ですが、看護師の妻とサッカー大好きな11歳と8歳の
兄弟、この春、新1年生になった娘がいます。
毎日慌しく過ごしていますが、妻はそれこそ24時間勤務体制なので、夜勤の日には、夜12時頃から翌朝10時過ぎまでいません。その日の朝は子どもたちを起こすことから始まり、朝ごはんの準備、学校への送り出し、保育園への送り(これは毎日)
など、時間との戦いとなり、ハァハァ言いながら神経と体力をすり減らしています。
夫婦間のバランスは家事育児を分担しているとはいえ、7:3位で妻の方にウェイトがかかっています。それを考えると、仕事、家事、育児をそつなくこなす妻には
頭が上がりません。 

今では当たり前となりましたが、日本の企業で初めて週休2日制を導入したパナソニックの創業者「松下幸之助さん」は言いました。「休養1日、
教養1日」と。私の場合の週末は子どもたちのサッカーの練習試合や公式戦の送迎、応援など、ほぼ毎週どこかしこに出かけています。
自分の子どもも含めてですが、チームの子どもたちがひたむきにゴールを目指し、守り、ボールを追いかける姿を見ていると感動し、自分も仕事を
頑張ろう!と、思わせてくれます。そんなわけで「休養」をとるのはなかなか難しいのですが、「教養」だけはと思い、子どもたちの応援の
スキマ時間には本を読んだりしています。

また、子どもたちからの影響かサッカーが好きになり、地元のプロサッカーチームを応援しています。時間が許せばホームの試合にかぎらず、
関東近郊のアウェーにも車を走らせ参戦しています。
過去にも日帰りですが、清水や藤枝、南長野、前橋などに行きました。
きっかけがなければ訪れないであろう土地へ行き、その土地の食べ物や文化に触れるのもアウェー参戦の醍醐味かもしれません。

オリジナル10 エスパルスに善戦!@清水 空っ風を初体験!@前橋
少なくなりましたが、たまには親子で球蹴りを・・・ アウェーも良いけど、やっぱりホーム!@野津田

常に意識しているのは周囲との信頼関係を築くこと 「ワーク・ライフ・バランス」をより良いものにするために常に意識していることは、仕事でも生活でも周囲との信頼関係を築くことです。
時には残業しなければ間に合わない業務がある場合でも、家庭の事情で帰宅しなければならない時が発生します。その際は周囲の配慮もあり、
退社させてもらっています。その分、日頃はできるだけ周囲の方への業務フォローを心がけています。また、常に周囲の方とコミュニケーションを
図るようにしています。

生活面でも例えば、仕事が遅くなり保育園までお迎えに行けない場合には、友達のご家庭に一時的に預かってもらったり、「ファミリーサポート」という働くパパママを応援する制度を利用したりと、様々な人たちに助けてもらっています。このように周囲の方に支えていただいていることに非常に感謝しています。おかげで「ライフ」を充実させることもできますし、「ワーク」も様々のことに挑戦する意欲が出てきます。

当社でも新年度から「フレックスタイム」が制度化されるので、育児や介護、または自身を磨くための時間を作るなど、幅広く柔軟な対応を取れる
気がしています。仕事か生活か、どちらが先に来るかは別ですが、どちらも同じように充実させ、お互いが相乗効果を発揮できるよう
「ワーク・ライフ・バランス」を意識していきたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。