NHKビジネスクリエイト

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CSR活動第18回ウォーク&ランフェスティバル

[CSR]第18回ウォーク&ランフェスティバル

2023年11月26日(日)、「認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本・東京」が主催する『ウォーク&ラン フェスティバル』が東京・品川の東京海洋大学で行われました。
4年ぶりの開催となったこのイベントにNBCから16人が参加し、知的障害のある人たちとの交流を深めました。

「スペシャルオリンピックス」とは?

まずはこの団体のご紹介から。「スペシャルオリンピックス」は、知的障害のある人たちにスポーツトレーニングと競技の場を提供し、障害のある人とない人が互いを理解し助け合う社会を作りだすことを目的にしています。NBCはこの趣旨に賛同し、2017年から印刷物の無償提供やボランティア参加を通して、CSR活動を行ってきました。
2020年以降、コロナ禍で様々なイベントの中止が続きましたが、一般企業のランナーと知的障害のある人がチームを組んで走る人気イベント、「ウォーク&ラン」の復活が決まり、NBCのCSR活動も再始動。
宣言タイムレースに2チーム8名、ボランティアに4名が参加しました。

ボランティアのお仕事

朝から小雨がちらつくあいにくの天気でしたが、ボランティアは一足早く午前10時半に集合。ジョブ説明や会場下見が終わると、持ち場に移動してジョブが始まります。NBCからは局舎管理事業部、放送車両事業部、計画管理部の4名が参加し、「レース参加者の受付」から「チーム担当/交流会の補助」「コース誘導・応援」などを担当。一般企業の参加者と知的障害のある人たちをつなぐ役割を果たすなど、まさに“縁の下の力持ち”としてイベントの運営を支えました。この日、ボランティアを行ったのは、企業・個人あわせて52名でした。

22チームが参加! ~宣言タイムレース~

午後2時。「ウォーク&ランフェスティバル」のメインイベント、『宣言タイムレース』のスタートです。企業ランナー4名と知的障害のある“アスリート”1名がチームを組み、1周約1.4kmのキャンパスを駅伝形式で4周します(スペシャルオリンピックスでは知的障害のある人を“アスリート”と呼んでいます)。アンカーはアスリートと一緒に走り、2人でゴールするのがルールです。
最大の特徴は、速さを競うのではなく、事前に申告したタイムにいかに近づけるかを競うもの。時計を見るのは禁止です。表彰式でタイムが発表されるまで、どのチームが優勝したのかわからないのが、「宣言タイムレース」のおもしろいところです。

今年は22チーム、86名の企業ランナーと21名のアスリートが出場しました。上の写真右端、青いTシャツを着ているのがNBCの2チームです。Tシャツは社名とロゴ入りで、印刷・記念品事業部が作りました。

まずは、「バモス☆NBC」。“バモス”はスペイン語で「行こう!」「がんばろう」の意味です。初参加のテナント事業部長、この日のために上京した松山支社長(いつもありがとうございます!)、宣言タイムレース常連の人材派遣・字幕制作事業部の副部長とデスクの4人です。

●「バモス☆NBC」宣言タイム33分33秒

続いて、「チームSD」。“安全運転者”の頭文字がチーム名の放送車両事業部のみなさんです。富士山の被り物が妙にTシャツとマッチし、ひときわ目を引いていたデスクやフルマラソンを15回完走した実力を持つ事業部長など、個性豊かなメンバーがたすきをつなぎ、アスリートとともにゴールテープを切りました。

●「チームSD」宣言タイム30分10秒

宣言タイムレースの結果は・・・

午後3時半、いよいよ結果発表です。レースに出場した22チーム中、宣言タイムと実走タイムの差が最も小さいチームが優勝です。3位は「JAIFA東京協会 A」(タイム差1分14秒)、2位は「新日本空調株式会社 SNK」(タイム差1分12秒)と続き、1位はなんと・・・

「株式会社NHKビジネスクリエイト チームSD」

宣言タイム30分10秒に対して、実走タイム29分3秒。タイム差わずか1分7秒で22チーム中、トップに!初出場・初優勝という快挙でした。

この日は最高気温が10度に届きませんでしたが、そんな寒さも疲れも吹っ飛ぶ結果に、NBC一同盛り上がりました。

チームSD喜びの声

第1位発表の瞬間、思いがけず両手を上げて喜んでしまいました。私たちのチームに加わったアスリートと彼の両親がとても喜んでくれて、普段はなかなか得られない感動を味わうことができました。CSR活動に参加できた上に、これまで知り合う機会がなかった社内のラン仲間もできて、本当に貴重でいい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

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