NHKビジネスクリエイトは平成28年度後期から、知的障害のある人たちに様々なトレーニングと競技会を提供する認定NPO法人「スペシャルオリンピックス日本・東京」(SON・東京)のオフィシャルスポンサーになりました。
当団体の目標は、障害のある人とない人が互いに助け合う「包み込む社会」を作り出すことです。私たちはこの趣旨に賛同し、知的障害のある人たちへの理解を深め、共に学び、共にわかりあう力を育みたいと思っています。
当社の印刷事業を生かした印刷物の無償提供や、ボランティア参加などのCSR活動を推進しています。
創設者は故ケネディ大統領の妹、ユニス・ケネディ・シュライバー夫人。1962年、知的障害がある人たちに自宅の庭を開放してデイ・キャンプを行いました。そこから始まった活動が全米から世界に広がりました。運営はボランティアと寄付によって支えられています。
日常の練習も、4年に1度の夏季・冬季世界大会も、そのすべてが「スぺシャルオリンピックス Special Olympics」。複数形のSがついているのはそのためです。
現在、日本では47都道府県すべてに地区組織が設立され、そのひとつが「スペシャルオリンピックス日本・東京」です。登録アスリートは6歳~71歳、約1650人。登録ボランティアは1800人強。15のスポーツと7つの文化活動があります。
スポーツ(夏季) | ボウリング、バスケットボール、水泳競技、陸上競技、サッカー、体操競技、 卓球、テニス、バドミントン、バレーボール、機能開発 |
---|---|
スポーツ(冬季) | アルペンスキー、フィギュアスケート、スピードスケート、フロアホッケー |
文化活動 | 合唱、Let’s Play & Sing!、アスリート会、ダンス、絵画、木彫り、 バレエ・エクササイズ |
CSRへの関わり方はいろいろあり、それぞれの楽しみ方があります。今回、私は広報として参加しましたが、ボランティアの3人が試合中に担当チームのメンバーと一喜一憂する姿や、試合前練習のサポート、チームミーティングに一緒に参加している様子は、まるでチームの一員のようでした。アスリートとどれだけ距離を縮められるかが楽しめるポイントだと思います。
(計画管理部 土居)
2回目のボランティア参加となった「スペシャルオリンピックス」、今回はアスリートと接する機会が多い担当だったこともあり、新たな発見がありました。それは、アスリートとの「接し方」でした。割り振られた役割を全うすることはもちろんですが、アスリートとどのように接し、それによりどのような成果が生まれるかを学び、感じ取ることができました。とても有意義な時間でした。
(調達・管財事業部 織田)
SONのボランティアに登録し、文化活動のお手伝いをしているのですが、CSR活動には、今回、初めて参加しました。アスリートとの会話は、気負わず、かしこまらず、フレンドリーに。「下の名前で呼ぶ」「目線を合わせて話す」ことを心がけました。“チャレンジクラス”という、自分が今まで泳いだことのない種目や距離に挑戦する種目では、「未知の世界への挑戦だ!」と張り切っているアスリートが大勢いて、元気をもらいました。
(総合事務センター 鈴木)
今回初めてCSR活動に参加させていただきました。スペシャルオリンピックス競技を生で見るのは初めて&ボランティア経験なし多少緊張と不安で現着したのですが、充実した日になりボランティアの印象が変わりました。アスリートや保護者、指導者の皆さんから沢山話しかけてもらい補助・観戦共に楽しかったです。更に、選手としてフロアホッケー実体験も出来ました。後日2日間筋肉痛で苦しんだので運動不足を解消してまた活動に参加したいと思います。
(放送車両事業部 山本)
ボランティア活動には今回で5回目の参加となりました。NBCは、10周年事業の一環でバックパネルや表彰用メダルを提供しており、贈呈されたアスリートの方々から「いつものメダルと違ってカッコいい」と称賛の声をたくさん頂き、一緒に喜びを分かち合えてとても良かったです。フロアホッケーは初めて見ましたが、スピード感もあり、白熱したゲームを目の当たりにすることができました。次回につなげる手助けができてうれしく思います。
(放送車両事業部 春木)
楽しかったです。最初は少し構えた気持ちもあったのですが、フロアホッケーとても楽しかったです。個人技あり、チームプレイありと、普段の練習成果を十分に表現するのは難しかったかもしれませんが、懸命にがんばるアスリートを夢中になって応援していました。NBCの他部署の方々に知り合えたこともとても楽しかったです。ありがとうございました。
(局舎管理事業部 乾)
恥ずかしながら初めてのボランティア参加でしたが、フロアホッケーに対するアスリートのみなさんの熱気に圧倒されながらも、楽しくお手伝いをさせていただきました。試合後の表彰式では、NBCが寄付したメダルを受け取りみんなで万歳するアスリート達の顔をみて、参加してよかったと心より思いました。今後も機会があれば参加させていただきたいと思います。
(計画管理部 青木)
寄贈品の制作を担当しました。昨年末から主催団体の希望を聞き、予算の確保と制作コストの抑制に努めつつ進めてきました。最終的には希望通りの満額回答をすることができて、ほっとしています。当日は、東京レッドチームの担当として用具運びや応援をしました。がんばって応援した甲斐があって、チーム結成後初勝利と金メダルを獲得してくれました。涙を流す指導者や満面の笑みをたたえるアスリートとふれあい、本当に充実した1日となりました。
(計画管理部 山下)
自分の仕事とは全く違う仕事(ボランティア)を少しでも体験することで、自分の仕事に対して、今までとは違った「新しい見方」ができるのではないかと思います。そのことが、これからの自分の仕事にも生かせるのではないでしょうか。「人に対する気遣い」、「人との接し方」など、「新しい物の見方」が学べる場だと思います。みなさんも、是非、参加して、「新たな物の見方」を体験してみてください。
(福井)
初めて、ボランティア活動に参加してきました。ボランティアって、何するの? 設営って、何するの? プログラムに合わせて、舞台上のピアノや椅子の出し入れ、平台の設置が主な仕事でした。最初は不安もありましたが、時間的に設置、撤収も余裕があり、大変だなと感じることはなく、終了です。私には、裏方の仕事が合っているんだなと改めて感じる1日になりました。
(高瀬)
霧雨の朝、6時起きの目をしばたかせ、出勤時と同じ服装で国立オリンピック記念青少年総合センターの集合場所に向かいました。
汗を流しながら舞台設営!バミリ、平台、箱足、気を使うグランドピアノの移動!初めて体験することが沢山あった面白い一日でした。
(山崎)
歌やダンス、工芸作品発表などの舞台準備のお手伝いをさせていただき、参加者の方々にも喜んでいただけて、大変充実した1日になりました。初めて参加させていただきましたが、これからもいろいろな活動に参加させていただきたいと思います。
(日野)
今回の文化プログラムは、かわいいボランティアさんと一緒にバミリ作業から始まりました。力を合わせて、1ヶ所、1ヶ所声を掛け合いながら、「ぺったん、ぺったん」と演台やピアノ、椅子の位置を貼り付けて、あっという間に張り終わり、楽しい一日をおくる事が出来ました。
(春木)
NBCのメンバーはオレンジ色のおそろいのTシャツで参加しました。
NBCからは、運営ボランティアに4人、宣言タイムレースに「N」「B」「C」の3チーム15人、総勢19人でのCSR活動となりました。個人的にもケガなく無事に完走することができてほっとしています。全体1位でゴールしたチームBが△53秒、チームCが△9分37秒、チームNは△13分33秒と、いずれも宣言タイムを短縮。本番になると頑張りすぎるところは、まさしくNBC社員のまじめな気質が出た結果かなとほほえましく思いました。アスリートやそのご家族、支援企業・団体の方々との親睦を深め、スペシャルオリンピックスの使命や活動を広げていくイベントでしたが、CSRの活動を通じて社内の交流も図れた、良い1日となりました。
(福井)