NHKビジネスクリエイト

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NBC社員の“わたしのワーク・ライフ・バランス”

2017.09 「復帰するときは不安もたくさんありました」 調達・管財事業部 加藤 理子 平成19年7月入社 平成26年6月、長男を出産 
産休・育休をとり、平成27年12月に復職
現在、9時30分~16時30分の短時間勤務
夫と子供の3人家族

調達・管財事業部の加藤です。制作・送出設備グループに所属し、スタジオの映像設備や字幕装置の調達を担当しています。
3年前に出産しましたが、出産後は生活環境が想像以上に一変し毎日育児に悪戦苦闘でした。1年半の育児休業を取得したとはいえ、復職直前は
「こんな状態で仕事と子育ての両立ができるのだろうか…」と不安な思いでいっぱいでしたが、おかげさまで復職して1年半が経ちました。

制度を利用しつつ、仕事のスタイルも工夫 復職後も、短時間勤務でこれまでと同じ業務を担当しています。残業ができないので業務量を考慮してもらいながら、自分の業務のスタイルも
これまでとは変えるように工夫しました。
繁忙期にも時間内に業務を終了させるため、業務の進捗状況や締め切りを的確に管理することで優先順位を徹底したり、データを細かく整理することで効率的に業務を進めたり。

様々な工夫をしていますが、子供の体調不良で予定外に休まなければいけないことも多々あり、周囲に助けていただくこともたびたびです。

まさに時間との戦い! 3歳の息子と手をつないで 先輩ママたちには、「家に帰ったら子供が寝るまで、時間との戦いだよ」と聞いていました。
職場を出たら、少しでも早く家に帰って子供と過ごす時間もとりたいし、ご飯を食べさせ、
お風呂にいれて、寝かしつけて・・・まさに時間との戦い!
と、思っているのは母親だけで、子供はといえば、お迎えに行けば「公園に行く!家に帰らない!ご飯要らないから!」
・・・こんな感じでお迎え後、家にたどり着くまでに1時間ほどかかる事もあります。

子供なりに保育園では我慢していて、その分家族にはついわがままを言ってしまうのだとは
思います。
母親が働くことで、一緒に過ごせる時間が少なくなりがちなのが悩みどころでもありますが、
短い時間でも子供との充実した時間を過ごせるよう心がけています。

周りに支えられながら、試行錯誤の1年半 これまでに、自分の担当する入札実施日に急に休まなくてはならず、代理の対応をお願いして無事に落札となったこともあります。このように
周囲の方のサポートや会社の制度である短時間勤務に助けられながらここまで来ました。
これまでを振り返ってみて、要領よく仕事と子育ての両立ができているのかと言うと、正直自分でもよくわかりません。復職してからの1年半は、
初めて直面することも多く、「何とか乗り切ってきた」状態でもありますが、疲れたときは子供の顔を見ると頑張ろうと思えますし、仕事上で
困難な案件をやり終えた後には達成感も感じられます。

これからも1日1日、自分なりにがんばっていきたいと思います。